====== Linux:さくらVPS:ロケールの設定 ======
===== 環境 =====
| サーバ | さくらVPS |
| OS |CentOS 6.6 |
===== ロケールの設定 ====
==== ロケールの確認 ====
* さくらVPSはデフォルトではロケールは英語となっていますので、日本語に設定します。念のため現在の設定を確認するため、//**locale**// コマンドを実行します。
>locale
LANG=C
LC_CTYPE="C" ←— "C"は英語。
LC_NUMERIC="C"
LC_TIME="C"
LC_COLLATE="C"
LC_MONETARY="C"
LC_MESSAGES="C"
LC_PAPER="C"
LC_NAME="C"
LC_ADDRESS="C"
LC_TELEPHONE="C"
LC_MEASUREMENT="C"
LC_IDENTIFICATION="C"
LC_ALL=
>
==== 日本語に設定 ====
* ロケールをUTF-8 の日本語に設定してみます。設定は /etc/sysconfig/i18n で行います。
LANG="C"
SYSFONT="latarcyrheb-sun16"
のLANG=の値 //**"C"**// を //**"ja_JP.utf8"**// に変更します。
LANG="ja_JP.utf8" ←— ここを変更。
SYSFONT="latarcyrheb-sun16"
==== 確認 ====
* 正しく設定できたか確認します。確認するには再度サーバーにログインし直せば設定が反映されます。再ログインした後、 //**locale**// コマンドで設定が反映されていることを確認してみます。
>locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
LC_TIME="ja_JP.utf8"
LC_COLLATE="ja_JP.utf8"
LC_MONETARY="ja_JP.utf8"
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
LC_PAPER="ja_JP.utf8"
LC_NAME="ja_JP.utf8"
LC_ADDRESS="ja_JP.utf8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.utf8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.utf8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.utf8"
LC_ALL=
>
各設定が、"ja_JP.utf8" になっています。
* 設定が反映されたことは分かりましたが、本当に日本語になったかこれでは分かりませんので、わざとコマンドを間違えてエラーを出してみましょう。
>locaale ←— localeの間違え
-bash: locaale: コマンドが見つかりません
>
コマンドエラーが日本語で表示されましたネ。