====== Linuxシステム管理:ロケールの設定 ======
===== 設定中のロケールを確認 =====
* 設定中のロケールを確認するには locale コマンドを使用する。
>locale
LANG=C
LC_CTYPE="C"
LC_NUMERIC="C"
LC_TIME="C"
LC_COLLATE="C"
LC_MONETARY="C"
LC_MESSAGES="C"
LC_PAPER="C"
LC_NAME="C"
LC_ADDRESS="C"
LC_TELEPHONE="C"
LC_MEASUREMENT="C"
LC_IDENTIFICATION="C"
LC_ALL=
* 出力結果の説明
^ロケールカテゴリー^説明^
|LANG|LC_ALLが設定されていないか、LC_∗が個別に指定されていない場合はこの値が適応される。|
|LC_CTYPE|扱う文字の種類|
|LC_NUMERIC|非通貨数値フォーマット|
|LC_TIME|地域で利用されている方法で日付/時刻を表示する|
|LC_COLLATE| ソート順照合(ソート)順|
|LC_MONETARY|通貨の書式|
|LC_MESSAGE|メッセージの出力に利用する言語|
|LC_PAPER|用紙サイズ|
|LC_NAME|名前フォーマット|
|LC_ADDRESS|住所表記|
|LC_TELEPHONE|電話番号表記|
|LC_MEASUREMENT|計算単位(メートルまたはその他)"|
|LC_IDENTIFICATEION|ロケール情報に関するメタデータ|
|LC_ALL|すべてのLC_*環境変数を指定の値でオーバーライドします|
===== 利用可能なロケールの表示 =====
* システムで利用可能なロケールを表示するには locale コマンドに -a オプションを使用する。
=== ここでは日本語に絞り込んで出力する。 ===
>locale -a | grep -i ja
ja_JP
ja_JP.eucjp
ja_JP.ujis
ja_JP.utf8
japanese
japanese.euc
===== ロケールの設定 =====
* 言語設定ファイル /etc/sysconfig/i18n を編集してデフォルトの言語を変更する。
===/etc/sysconfig/i18nを開く===
LANG="C"
===ここでは日本語UTF-8を設定する。===
#LANG="C"
LANG="ja_JP.utf8"